Paul Stuart NEW YORK
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2007春夏カタログ
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私たちの考え方についてお話します

 1938年、ニューヨークの中心マディソン・アヴェニュー45番地にアイビーリーグ出身者を対象とした紳士服専門店として、ポール・スチュアートは誕生しました。ポール・スチュアートの店名は、創業者のラルフ・オストロフの長男ポール・スチュアート・オストロフの名前からとったものです。

 1952年、ラルフ・オストロフの娘婿クリフォード・グロッドが共同経営者に就任、英国や伊国をはじめ世界中から選りすぐった商品を、ブリティッシュの伝統とニューヨークの現代感覚でアレンジした「クラシック・コンテンポラリー」スタイルで提案、ニューヨーカー御用達のメンズクロージング・スペシャリティストアとして、世界のトップエグゼクティブの注目の的になりました。作家ヘンリー・ミラーをして「もしここにひとりの男がいて、ニューヨークのどこかの店で服を一式揃えるとしたら、迷わずポール・スチュアートの店へ行かせるだろう」とニューヨークタイムズ文化欄にコメントさせ、フランク・シナトラやケーリー・グラント、フレッド・アステアに愛される店となりました。 その後婦人服をスタート、10年前にシカゴのハンコックセンターに2店舗目をオープンし今日に至っています。現在の顧客には、ニューヨーク市長や共和・民主両党の政治家、企業のトップマネジメント、弁護士、医師、大学教授から、映画監督、俳優、ラッパーミューシャンに至るまで各界の名前が連なっています。
 日本では、1978年にポール・スチュアート・ジャパンが設立され、1981年に青山店と銀座店、1989年に神戸店がオープン致しました。

次にポール・スチュアート気質とも言える、私たちが守り通している7つのポリシーをご紹介致します。

  1. 常に、品性あるスタイルを追求しています。
    お客様ひとりひとりが持つ個性を大切にして、品性に溢れた装いを提供する、これが私たちの服作り・商品選びに対する考え方です。服というものは着ている人の個性を引き立てる裏方であって、服のほうが目立ってしまうのではいけない。何気なくポール・スチュアートを着ていれば成功者に見えるという、お客様ひとりひとりのスタイルを提供することこそ大事だと考えています。
  2. 着心地の良さを大切にします。
    新しいモデルを提案するときには何度も試作を繰り返し、着心地の良さを追求するためには如何なる妥協も許しません。
  3. 最高の素材を最高の職人たちで。
    先ず最高の素材選びから服作りを始めます。私たちの服作りのスタートはいつも欧州での素材探しに始まります。それを世界中の最高の職人たちが、たっぷり時間をかけて製品に仕上げていきます。私たちの服作り・商品選びに国境はありません。
  4. 毎シーズン激しく移り変わる流行は追いかけません。
    ファッションが、流行というものに左右されるのは当然ですが、それだけではクオリティの維持は望めません。お客様は服に投資をされているわけですから、着込めば着込むほどに愛着の湧く、長く着続けて頂ける服作りを目指しています。
  5. ポール・スチュアートのスタイルを5つの言葉で表現しています。
    私たちは、私たちの服作り・商品選びから店作り・接客に至るまで貫いているスタイルを、SOFT(柔らかな)、NATURAL(自然な)、WARM(暖か味のある)、CLEAR-CUT(すっきりした)、UNDERSTATED(控えめな)の5つの言葉で表現しています。
  6. 商品をじっくり選んで頂ける店の雰囲気作りに努めています。
    ゆっくりと落ち着いた内装、暖か味のあるディスプレイ、豊富な経験と情報でお客様ひとりひとりの個性を引き立たせる、心からのおもてなしを目指しています。
  7. 小売店として特別な存在であり続けることを目指します。
    最も規模が大きいことで特別の存在になろうとするものがあります。最も品揃えの幅が広いことを売り物にするものもあります。最も安いことをうたい文句にするものもあります。しかし私たちは、最も大きいことではなく、最も優れたものであろうとします。最も品揃えの幅が広いことではなく、最も焦点を絞り込んだものであろうとします。最も安いということでなく、最も価値あるものを目指しています。例えば、欧州の高名な素材メーカーの生地を使って、やはり高名なスーツ工場でスーツに仕上げても、私たちの商品に素材メーカーの名前やスーツ工場の名前を付けることはありません。それが、私たちの服作り・商品選びに対する拘りであり、小売店として特別な存在であり続けたいと考えている私たちのプライドの持ち方でもあるからです。

 最後に、ポール・スチュアートのシンボルマークである「MAN ON THE FENCE(マン・オン・ザ・フェンス)」の謂れについて一言。 パイプを咥え、本を手にしてフェンスに腰掛ける、ゆったりくつろいだ知的な若者を描いたこの絵は、有名な米国人画家リンデッカーの古い絵から取られたものです。ポール・スチュアート創業時のお客様だった東部エスタブリッシュメント達の理想的な着こなしを良く表現したものとされ、以来私たちのシンボルマークとなっています。